
早期教育は、早いほど効果があることから、赤ちゃんがおなかの中にいるときから始める人もいます。
広義での早期教育には
芸術やスポーツ選手などの育成を目標として始める「エリート教育」(「早期英才教育」) 先天的に高い能力を持っている子どもを対象に行われる「ギフテッド教育」(「特別支援教育」の一種)
も含まれます。
これらを含めた早期教育ですが、なにのために行うかが大変重要になってくるのです。
早期教育の対象は、もちろん幼児です。
しかし、そのきっかけは保護者の都合によるもので、幼児自身には早期教育を始めるという自覚がないのです。
幼児は、日常生活の中で興味を持った対象には、自分から積極的に働きかけます。
ところが、早期教育のカリキュラムは、受動的な内容が多いのが特徴です。
また、保護者をはじめ、まわりの人に認められたいという気持ちが先立ち、がんばりすぎる幼児もいるのです。
結果主義に走る大人たちは幼児の本心に気付くことなく、その結果、人格形成に大きな影響を及ぼすこともあります。
「知識は十分すぎるほどあっても、智恵として役立てることができない」そんな人が多く存在する時代になってきました。
人間は、自分の得意分野を通じて社会に貢献することが大切です。
単なる専門知識の丸暗記で終わってはなりません。ましてや、自分の知識で人類の不幸を招くことなど、あってはならないのです。
なんのための早期教育なのでしょうか。私たちは、それらのことを肝に命じる必要があります。